傷病鳥獣保護

横浜の動物園では、野生傷病鳥獣を保護するという神奈川県の仕事をお手伝いしています。(野毛山動物園では昭和47年から実施しています)。
ケガなどで保護された野生動物は、園内の動物病院で治療し、リハビリなどにより回復させた後、適切な場所に放野しています。

動けないでいる野生動物を見かけたら・・・

お近くの横浜市立動物園にご相談ください。
状況によっては、保護しない方が良い場合もあります。
保護が必要な場合は、最寄りの横浜市立動物園(野毛山動物園・よこはま動物園ズーラシア・金沢動物園)にお持ちください。(こちらから引き取りに伺うことは残念ながらできません。)治療費は不要です。
※ドバト(駅や公園にいる普通のハト)やカラスは、保護の対象ではありません。
※イヌ・ネコの場合は最寄りの福祉保健センターにご相談ください。
※ニホンの野生動物以外(ハムスター、パンダウサギ、インコなど)は落し物にあたりますので、最寄りの交番、警察署に届けてください。
※アライグマなど特定外来生物は法律で移動・飼育が禁じられています。横浜市役所の公園緑地管理課(TEL:045-671-4124)までご相談ください。

野生動物の子どもを見つけたら・・・

親が餌をとりに行っている間、子どもだけで留守番をしている場合があります。明らかにケガをしているなど、そのまま放っておくと生命が危険な場合を除いては、そっとしておきましょう。人がいつまでも近くにいると、親が戻ってこられません。
状況の判断に困った場合は動物園にご相談ください。


【まだ羽が生えていない】
巣に戻してあげてください。「ヒトの匂いが付いても大丈夫?」というご質問をよく受けますが、鳥の場合は心配いりません。

【羽が生えている】
羽の生え具合にもよりますが、巣から出て飛ぶ練習をしている場合があります。「低くなら飛べる」「多少なら飛べる」「近くに親鳥がいる」という場合は練習中ですので、見守るようにしてください。
近くにネコやカラスがいる場合は、安全な茂みなどを探してそこに移してあげてください。「自力で移動ができない」「近くに親鳥がいない」「体の動きが不自然である」「明らかにケガをしている」「首を下げてぐったりしている」という場合は保護が必要です。

捕まえる場合の注意

動物の種類や状況によって注意する点が違いますので、動物園にご相談ください。
弱っているとは言え、相手は野生動物です。捕まえる場合、あなたがリスクを負おう可能性もありますので、その心構えで臨んでください。
素手で捕まえることは避け、捕まえた後は必ず石鹸で手を洗いましょう。

動物園に運ぶ際には

・中にタオルか新聞紙を敷いた箱(丈夫な箱が好ましい)に入れて運んでください。
・中で蒸れないよう、空気穴を天井と側面に開けてください。
・ヒナの場合は体がすぐに冷えてしまうので、温かいお湯を入れたペットボトルなどを輸送箱の中に入れてあげると良いでしょう。
使い捨てカイロの上にヒナを直接置くと低温ヤケドを起こしてしまいますので、気をつけてください。
・移動中、動物は極度に緊張していますので、餌や水は不要です。
移動中、餌や水が動物の体を濡らしたり汚すことによって、体温が低下するリスクがあります。

連絡先

野毛山動物園                            045-231-1392
よこはま動物園ズーラシア            045-959-1000
金沢動物園                                045-783-9101
神奈川県立自然環境保全センター 046-248-0323